肺がん・脳卒中!特定の栄養成分の過剰摂取でこんな健康被害も

健康食品。まだ歴史は浅いからわからないことも多い

サプリメントや健康食品などは1980年代ころからアメリカで普及し始めました。

普通の食事からではなく、サプリメントといった形で栄養を摂取することはまだ50年足らずの歴史なんですね。

ですから、まだ未知の事柄も多いことは頭に入れておいたほうがいいかもしれません。

ただ、健康食品やサプリメントなどの過剰摂取については厚生労働省も注意を喚起しています。

厚生労働省も指摘! 過剰摂取は病気を誘発する可能性も

薬と違って健康食品は副作用がない。

こんなふうに考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、過剰摂取には注意してください。

厚生労働省は最近の報告として、次のような事例を指摘しています。

元気がでて若々しさを保てると人気のビタミンE。

サプリメントでも昔からお馴染みです。

しかし、こんなポピュラーなビタミンEでも、過剰摂取すると出血性脳卒中の発症率が高まるという報告があるんです。

βーカロテンも人気の高い栄養素ですよね。

ニンジンなどにふくまれているので、副作用なんかありそうもないと思えるのですが。

喫煙者がβーカロテンを過剰摂取すると肺がんのリスクが高まります。

どのような健康食品も、注意書きをしっかり確認して用法・用量を守ることが大切ではないでしょうか。

そのうえで、健康食品を利用するときはメモをとっておくといいでしょう。

いつから使い始めたのか、使った日時や量などです。

異常があった場合には、使用をやめる・医師に診てもらうなどの対応をとりましょう。

食品の一次・二次・三次機能って?

食品の一次機能とは栄養のことをいいます。

食品のもっとも基本的な機能ですよね。

二次機能は味や匂い・食感や量などをいいます。

食事をしておいしかったとか、満腹になったなんて感じたときの食品の機能です。

この二次機能があるので、普通の食事では過剰に摂取する可能性が抑えられています。

しかし、サプリメントなどの健康食品の場合は、この二次機能が希薄なので、過剰摂取になっても歯止めが効きにくくなってしまいます。

たとえば、普段の3倍の量の食事をとることはむずかしくても、サプリメントを3倍とることはそれほどむずかしいことはないですよね。

食品の三次機能とは、体調調節です。

食品には未知のものも含めてたくさんの栄養が含まれています。

それら多様な成分による健康への効果も、一般の食品では期待ができます。

以上のように、健康食品を使用するときは、用法・用量をしっかり守ることが大切ですね。